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「ミュージシャンとして食べて行きたいと思っているんです。」という若者に会う。しかも、よく会う。アドヴァイスを求められる事も多い。「どうやったら食っていけるんですか?」
ボクが若かった頃、自分の音楽をやって生活していくなんて最初から考えの外にあった。スタジオミュージシャンのようにすごく高い演奏能力があるわけでもなく、POP作曲家のように他人のリクエストにも答えられない人間がそう簡単にお金を得ることが出来るとは思えなかったからだ。自分のやっている音楽は良いものだとは思うが世間一般で好まれているものとはかなり違う、という自己認識を強く持っていた。また、すごくプライドが高かったので、それが本当に出来るようになるまでは、なるべく口にしたくなかった、とも言える。 まぁ、若者達よ、さしあたって自分のミュージシャン能力をドンドン開発していってみては如何か。音楽を通して何が一番面白いかというと、自分の能力がオープンエンドで開けていくという部分だ。常に高いハードルを設定し、それを飛び越えることで見えてくる風景こそ、音楽をやり続けて得れる最良のものだとボクは実感している。しかもそれは終わり来るものではなく、一生発見し続けることになるであろう性質のものだ。 「食う」という目標の為に音楽をやるというのなら、多分何か全然違う努力をしなければならないだろう。それはボクなんかより、企業の人なんかに聞いてもらった方が良いと思います。
by dn_nd
| 2010-08-10 08:25
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