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カナダ・ヴァンクーヴァーのショウが、クラブのオーナーのバースデイパーティーをやるので、というなんとも「?」な理由でキャンセルとなってしまったので3日も空いてしまい、せっかく11日間かけて築き上げたバンドのフォーメーションもまた一からやり直しになってしまった。結局、合間に突っ込める可能性のあったMissoulaでのショウもパスとなって、一路シアトルまでやってきたのである。
シアトルまでの道は、ロッキー山脈の山越えで、かなりプリミティブな山道である。左手に湖を眺めながら走っていると、湖上で釣りをしているらしき小船を見かけ、彼らの想像できない生活と、世界中に存在しているであろう数多くのヴァリエーションを思うと、自分という存在感が揺らいでしまう。まだプレイし続けている状態ならば、もっとソリッドでいられるのだが、ちょっと休みすぎたのだろう。そもそも、この道中は長く同じような「世界の終わり」的光景が続くので、幻想を見やすいのである。最初の(98年)アメリカツアーのときにボクはストーンズのマネージャーとなって、どうやったらビル・ワイマンをバンドに引き戻せるだろうかという想像と夢とが混在した幻を見ていた。今回も「人間の、自分の能力を最大限発揮出来る状態というものは、もしかしたら、もうすぐ死ぬということが分かっているときかも知れない。」という幻想を見ていた。(今となって思うと、何のことだかサッパリ分からない) シアトルの今晩のヴェニューThe Funhouseは二度目なので、暖かく迎えてくれる。(しかし残念ながら今月いっぱいでクローズするそうだ)出演は2ガールズバンド(ひとつはオールブラックである)を含む4バンド。きっと3日間のブランクがバンドのコンディションを悪くしているであろう。ボクのやるべきことは、それをあらかじめ分かりつつ、どうにか良い状態を思い出すことである。うまく「音楽さん」が来て遊んでくれると良いのだが。皆の期待も高いようなので、どうにかがんばらなければ、と出番を待っているところなのです。
by dn_nd
| 2012-10-09 02:42
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