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Autumn tour'14 vol.16 live@京都nano
京都は思い入れの強い街である。最初のソロアルバムを、ボクはここで作った。2006年の話だ。何か新しい影響を期待して、ボクの一回り下の世代(ゼロ世代と呼ばれていたか)のLimited Express(has gone)飯田くんにプロデュースを依頼して、ボクはデモになる曲を彼に送り(まだデータではなく、郵便で)、それを聴いてもらって彼にアレンジやバックバンドを用意してもらうことになった。ボクとしては彼のバンドが全てやってくれても良かったのだけれど、彼としては是非この機会に京都のインディーミュージシャンを集めて面白いことをやりたいと考えていたのだろう。結果として、沢山の良いミュージシャン達と知り合うことになり、曲毎にどうせバックが違うのだからツアーも各地違うミュージシャンを集めてライブやって、曲そのもののヴァリエーションを増殖させ続けれれば良いじゃないかと、今のソロ活動に繋がる大きなキッカケとなったように思う。あれから8年が経っても彼らとは仲良くしているし、今晩のハコのnanoの店長・土竜(モグラ)くんなんかはもはや盟友と言っても良いくらいである。

nanoというライブハウスは、その名の通りとても小さなハコである。ステージがやり易いとか音響や部屋の響きがとても良いという訳でもない。それでも若いバンドマンにnanoがすごく好かれるのはモグラくんの人柄あってのことだろう。このように店の名前が、ではなくそこの人が繋がりを作っていく。そのような関係性は長続きするのだと思う。

ソロアルバム時に始めててレコーディングのエンジニアリングをやった小泉くんがnanoの上のフロアにスタジオを作ったというので、リハ後訪問する。ボクの新作も聴いてもらってエンジニア的意見を聞いてみたり。(とてもかっこいいと褒めてもらって、嬉しい。) 彼もあれから本格的にレコーディングエンジニアをやり始めて、独立してやっている。もっと近くにいれば色々と意見交換したり一緒に実験したり出来るのだけども。コミュニケーションを介在させるクリエイティビティの向上を図るには、やはり人と人との繋がりが強くて近い地方の方が都会よりもずっと良い。(都会に於いては、孤独というプレッシャーを跳ね返すという力が発揮される、と言えないこともないけれど。)

さてライブの方は、リズムセクションの二人は二回目のテクニシャン、ギターのマモルはもう多分10回以上(もっとか)やった仲間だし、それに加えてモグラくんで、余裕のラインナップである。しかし、余裕があることが必ずしも最高になるとは限らないことは前に書いた通りで、元々上手い彼らを冷静なとこから、野蛮な原始の状態にリセットして、潜在しているエネルギーの蓋を開けなければならない。そうなってしまえば、メンバーの野蛮なエネルギーは総和でなく相乗、もしくはそれ以上のものになる。あとは音楽が我々を高いところに連れて行ってくれる。音楽とは実に原始的でシンプルなコミュニケーション手段である。素晴らしかった。みなさん、お疲れ様でした。ボクはnanoで最高でないことはやりたくなかったので、何となく責任を果たしたような気分である。ふー。作戦終了。オーヴァー。

nanoの良いところは、終演後いつまでも出演者やお客さんが居残ってダラダラと飲んでたりするとこである。そのような店は繁盛しているかどうかは分からないが、長く続くのだと思う。

何だか怒涛の3daysであった。関西はドン・マツオの全てを搾り取ってしまった。明日まで生き延びることが出来るか。みんな、また3月に。



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by dn_nd | 2014-11-22 19:09 | Tour日記
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