ズボンズのリーダー,ドン・マツオの思考あれこれ。
☆最新の記事☆
DirtyなPresent。
at 2015-11-17 18:26
致命傷を負った生き物、その回復。
at 2015-06-21 00:26
それは未来の話である。Zoo..
at 2015-05-08 08:18
これまでは楽な方向に傾いてい..
at 2015-05-06 19:06
もっとチャレンジが必要となっ..
at 2015-05-05 08:54
☆以前の記事☆
2015年 11月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 02月
more...
☆その他のジャンル☆
☆検索☆
☆ファン☆
☆記事ランキング☆
☆ブログジャンル☆
☆画像一覧☆
Top

それについて出来ることは。Zoobombs Re-Boot Canada Tour#1
ソロツアーが終了して、それについて書くことも沢山あるのだけれど、続くズボンズのカナダツアーの準備であれよあれよと時間が経ってしまい、程なく出発する日となってしまった。もう何度も経験していることなのだから、海外ツアーでは何事も起こり得るし、起こった時に対応するしかないと分かってはいて、結局出てしまえばどうにかなっていくのだが、それまでは沢山の気掛かりが頭の中で膨らんでしまう。なかなか成長しないものだ。
果たして、最初のトラブルは空港に到着した時に起こる。予約していた便がキャンセルになったという。その代替の便は本日午前1時半発(というか翌日ではないか)の羽田空港からの便で(なんと!成田まで重い荷物をフウフウ言いながら持って来たのに!)、しかもまずL.A.まで飛んで乗り換え、次にシンシナティまで飛んで更に乗り換え、目的地のトロント到着は現地午前8時である、と5千円分の食事券を渡されて左様ならである。ふう。ということで、予約していたトロント空港近くのホテルはキャンセルして、まぁこれもタフに生きる為の訓練だということにして(もっと大変なことは、いくらでもある)、10時間近くを空港で過ごすことになった。
その後、ただ乗り換えをする為に寄ったL.A.の入管で尋問のために長く止められたりはしたものの、16時間(プラス空港での10時間)のフライトの後にトロントに到着した。(映画二本とドキュメンタリー3本、ビール2缶、トニックウォーター1缶)飛行機内で3時間程眠った。まるで「疲労」というヌルヌルした泥みたいなものを全身に厚く塗ったくられたような気分である。
この後、レンタカーを借り、物販用のTシャツをピックアップして、ズボンズのカナダでの活動のボスであるMr. Dan Burkeと打ち合わせに行く。会うのは4年振りになるDanはとても健康そうで、本人の言うところによるとアルコールもドラッグも一切止めたそうである。現在57歳だが、今とても調子良いぜ、なんて言っていた。ドン、お前ちょっと老けたんじゃないか?
今より10年前、彼がちょうど今のボクと同じ年だった頃、Danはしきりに「俺は疲れた。ロックンロールな生活をするには年を取り過ぎてしまった」とぼやいていたのを思い出す。今のボクはそのような状態なのだろうか。

年を取るということは、意識するようになるとそれが「全くの生まれて初めての経験」であることを知る。人間は誕生してからずっと成長を続けるが、それは無条件で与えられたことなので疑問を持つことを知らない。当たり前にずっと上に昇って行くものだと思っている。しかし、当然、人は年を取り衰えていくことになる。その時に自分が下降するプロセスにいることを初めはなかなか受け入れることが出来ない。それが「初めての経験」だからだ。ボクもその時期なのだと自覚している。また、だからこそそれに相応しい事件も起こって行く。ズボンズの解散もその一つであったろう。若々しくエネルギーを放射する季節は終わったのだ。(若しくは終わったのだと自分に言い聞かせなければならなかったか)では何故またズボンズを再起動したのか?おそらくそれにもまた相応の理由が発見されるのだと考えている。その渦中である「今」という時間の中では分からないことだ。その渦の中で巻き込まれないようにするので精一杯だからだ。渦中にいる時に出来ることは、ともかく出来るだけ物事を「良き」方向に進める努力をするしかない。どうにか、納得出来る答を見つけよう。ソロツアーをやっている頃から考え続けていることだけれど、年を重ねることでより身につけていけることは何だろうか、ということであろう。年を取ることのほとんどが下降線に向かうことではあるかも知れないけれども、全てではない筈だ。それは決して見た目の若さなどではない。より人間としての深みを持つことであろうと思う。しかしそれは決してただ今迄と同じ様に生きていくだけでは身に付いていくものではなく、むしろ若い頃よりもより勉強しなければならないし、より努力もしなければならない。うむ、get Mo' Funky、か。

という状態でのツアー初日、The Spill@Peterboroughでのライブは、地元のPunk kid達に交じってワイワイと楽しくやり過ごすことが出来た。しかしバンドはまだ「初日」を出してはいない。もちろん、まだまだこれからである。12日間、11ライブという間に実際に再「起動」出来るのか?Let's see what's happen........
[PR]
by dn_nd | 2015-04-24 04:20 | Tour日記
<< 随分助かっている。ZOOBOM... 道の途上にて。 >>
hidden hit counter