ズボンズのリーダー,ドン・マツオの思考あれこれ。
☆最新の記事☆
DirtyなPresent。
at 2015-11-17 18:26
致命傷を負った生き物、その回復。
at 2015-06-21 00:26
それは未来の話である。Zoo..
at 2015-05-08 08:18
これまでは楽な方向に傾いてい..
at 2015-05-06 19:06
もっとチャレンジが必要となっ..
at 2015-05-05 08:54
☆以前の記事☆
2015年 11月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 02月
more...
☆その他のジャンル☆
☆検索☆
☆ファン☆
☆記事ランキング☆
☆ブログジャンル☆
☆画像一覧☆
Top

独立心旺盛な子供達。Zoobombs Re-Boot Tour#4
Samの本拠地であるケベック・シティでのショウの日。

前日ベッドに入ったのは午前3時半だったのに、朝はキッチリと7時半に目が覚めてしまった。例によっての睡眠不足である。前日のモントリオールでのライブが激しかったせいか、言いたくないが、とても疲れている。(どうしてこんなに疲れるのかは、この後のサウンドチェック時に判明することになるのだが)

ケベック・シティまではわずか2時間半のドライブなので、先にSamのウチに寄ることにする。彼はP572というレーベルを主催していて、彼のアパートメントは丸ごと仲間が寄り集まって住み、創り、している。1階はSamともう一人の主催者ベンジャミン(子持ち×2)の居住区と事務所+工房(ここでポスターがプリントされ、バッジを作り、CDの箱詰めから配送まで。つまりファクトリーである)が、それぞれの部屋に割り当てられ、地下には倉庫に簡単なリハーサルスタジオがある。レーベルにはミュージシャンやデザイナーは勿論、カメラマン、編集、マネージメントという全て自分達の仲間だけで賄っていて、聞いてみると仲間は100人くらいになるんじゃなかなと言っていた。全てDIYでやるというのは、最近では日本でも若い子らには広がっている傾向だとは思うが、欧米のインディーミュージシャンとの大きな違いがあり、それは世界を相手にしているかどうかであろう。自分達が自分達の好きなように自分達のやり方を支持してくれる人達に向かってやりたいというのは共通だが、それが国内に留まらず、スペインでもイタリアでもチリでもニュージーランドでも、というのがP572のモットーである。その意味では、我々日本人はまだまだ本当の意味でインターネットを使いこなせていないのではないか。(ネットショッピングだけじゃなかろう) Samやその仲間たちと話していると、いやはや、自分の遅れを実感してしまう。世界にはまだまだ楽しめる余地が、たっぷり残されている。
(その日はたまたまSamのお父さんが遊びに来ていた。温和で楽しいおじいさんだった。どのようにして彼のような独立心旺盛な子供を育てたのか?と聞くと、母親じゃないかなとのこと。しきりに、あの母親はインテリジェント、インテリジェントと言っていた。Samは16歳の時にケベック・シティからアラスカまでのヒッチハイク旅行に飛び出し、それから学校には行ってないそう。でも3年かけて各地を転々としながらフリースクールに通ったから学校で学ぶことは何も無いとのことである。システムの中で「あるべき」と考えられているものとは違う生き方がある。Samと会うと、どうも自分は随分と時間を無駄にしてきたようだなと感じてしまう。まだまだこれから、なのかな。)

さて、本日の会場は、また別の大きなアパートメントで(というかビル)、いわゆる「営業」をしているわけではないのだが、自分達でサウンドシステムや照明、大量のビールとワインと食料を持ち込み、その辺のクラブと同様のスペースを作り上げている。本日は、さすがの本拠地とあってショウはソールドアウト。昨日のモントリオールに輪をかけたような騒ぎにて、終了。もう一滴も搾り取れないくらいにヘトヘトであった。(Samパパも大喜びしていた)やぁ明日は休みだなぁと思いきや、友人がレコーディングスタジオをやっているから、ちょっとそこで録音してみない?なんて言われてしまった。どこまでもやらせる男、Samよ。ボクはシャワーを浴びて、ベッドに倒れこんだのであった。
[PR]
by dn_nd | 2015-04-27 23:36 | Tour日記
<< Samに1ポイント。Zoobo... 一小隊に与えられたオペレーショ... >>
hidden hit counter