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ズボンズのリーダー,ドン・マツオの思考あれこれ。
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ロシアの春は。
 昨日は寝るのが遅かったのだけど(YoutubeでRoyal Truxの映像を見てました。カックイカッタ。Royal Truxは80年代以降現在までで最高にカックイイロックバンドである。)、いつも通り早起きしてカフェに出掛けて朝のお仕事をした。最近はこういう時間割ですごす事が多い。午前中に頭を使うと、一日の思考回路がスムースである。

 まだラップトップを持ち歩いてどこでもお仕事、という感じにはならないけれど、携帯を持っているだけで十分コンピューターを持っているようなものだ。今のところ、仕事のメールもこれで済ませているのです。

 夕方、ズボンズの新マネージャー、堀内氏より電話。(そう!とうとうボクもマネージャー業を離脱できました。堀内氏とはかれこれ15年の付き合い、つまり、クアトロ/ライストーン時代のスタッフだった人間である。これで肩の荷がおりた。ひとつよろしく。)「ドラマーは大丈夫か?」とのこと。ドラマーは大丈夫だからパーカッション・プレイヤーを探して欲しい、と答えておいた。ボクはできればガッチリした5人体制を作りたいのである。ひとつよろしく。

 今日はとびきり寒い冬の一日だったのだけど、夕方、歩きながらストラヴィンスキー”春の祭典”を聴く。ストラヴィンスキーはどのようなイメージを持ってこのような大曲を書いたのだろうか。同じ春とは言っても、日本とロシアではまるでイメージも違うのでしょうね。ボクらは春にあれほどまでのダイナミクスを感じない。クラシック音楽は西洋の民族音楽みたいなものだから、単純に旋律の良さだけでは理解できない部分がある。それともボクの感受性に問題があるのかもしれないな。どんなことにせよ自分との関係が相対化できない/見えない事には体にスッと入ってこない質なのだ。10回くらい一生懸命聴くと、何か見えてくるかもなぁ。(Royal Truxは1回で十分である)

 今度は夜にUS/Canadaの新マネージャーBillより電話。「今、朝の5時だ」という。「ドラマーは大丈夫か?」と聞かれる。問題ない、と答えておいた。ノー・プロブレム。「ツアーはやるから秋以降にしてくれ」と頼む。「アメリカはズボンズを待っている。」と言われた。ひとつよろしく。
by dn_nd | 2008-01-17 20:22
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