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Re-
 ズボンズは今、リニューアルにつぐリニューアルである!

 やる事がありすぎて、お手上げ状態になってしまわないように、手探りで着実に歩みを進めて行こうと思っている。今現在ここのディレクションでこの先の活動が決まってくるのだと思うので、慎重にやらなければ、と考えています。音楽の制作もそうだし、母体の3人以外のメンバーの配置もそうだ。(変わらないのはライブでのパフォーマンスとエネルギーだけ)これだけの大きな変化はバンド結成以来ではなかろうか。(それは自然発生的でありながらも、すごく自発的なものだ)
 Re-define、というか、再定義ということになるであろう。乞うご期待!

 そんなトコロをブログを書くのもなかなか難しい。途中経過を一度文字で固定してしまうと、それは「ハンコ」のように、ある種の動かせないものになってしまうし、それが枠を作ってしまって自分でブレーキを踏む可能性もある。特にボクは考えることを止めない人間なので、「考え」をイチイチ記録していく事が創作における熟成を妨げるものになってしまう。なので書く事が少なくなってしまうと思うのだけど、ズボンズの活動自体はより活発に(しかも新しく!)なっていくので、ひとつヨロシクお願いいたします。(その分、あの気楽なドンメルマガは頻繁に出そうと思いマス)
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by dn_nd | 2008-06-29 22:35

Bo Diddley
 去る6月2日にBo Diddleyが亡くなった。偉人の一人がいなくなってしまったのは、とてもとても残念な事だ。

 ボクのギタースタイルのルーツは(モチロン)キース・リチャーズにあるのだけれど、自分のスタイルを分析してみると、キースの表現している要素の中でも、特にBo Diddley的要素を受け継いでいると自覚している。キースといえば「ロックンロールの」とか「チャック・ベリーの」という枕詞がつく事が多いのだけど、ボクが自分のスタイルとしてシックリ身につけてきた/自然と選択してきたのはBo Diddleyのリズムワークだ(そこが他のキース・スタイルのギタリストとかなり違う所で、だからズボンズの音楽からストレートなStonesスタイルの曲を見つけられないのだろう。なのでボクには5弦ギター云々…はハナから必要ないのです)。
 具体的にはラテン・リズムにみられるクラーベという基礎リズム(パッ・パッ・パッ/ンパッ・パッ)をロック化したものや、低音弦をグリグリと弾き続けたり、弦を上下に滑らせたり……ウーン、言葉で説明するのは難しいですね。とにかくそれはロックンロール的に弾けているというよりも、もっと大きなノリで、どちらかと言えば酩酊感の強いトランシーなリズムだとボクは解釈している。Bo Gumbosみたいに、お祭りのような感じで取り入れている場合も多いのだけど、それぞれ見える部分が違うのも興味深いところである。おそらくボクらに近いのはSpeceman 3なんかじゃないかな。("Bo Diddley Is GOD"なんていう曲もある。)
 なにしろズボンズ自体が、Moostop氏の「すべての曲をワンコードでBo Diddleyのビートでやる」という鼻息の荒いコンセプトから始まったものなのだから、ズボンズはBo Diddleyの曾孫くらいの感じ、かな?ボクらは長いことあのビートのアップデートに取り組んでいるといっても過言ではない。

 さて、Bo Diddleyについての自分の履歴を披露したいところではアリマスが、ちょっと長くなるので、最近発見した事を一つ。
 先日ナイジェリアのKing Sunny Adeの素晴らしい初期作品集を聴いていたのですが、片チャンネルのギターがどうにもカッコ良くて、何がどうしてココまで良いのか、と考えていたのです。低音弦をブリブリと弾き、時にトリッキーに弦を上下にスライドする………ありゃ、コレはキースのボクの好きな弾き方にソックリではないですかー。時代が同じ頃だと考えると、二人のギタリストはお互いのプレイを聴いたこともないでしょう。片やロンドン、片やナイジェリア。しかしそれはBo Diddleyというアフリカの血をロックンロールに持ち込んだ男が繋げていたのでした(キースのギターにAfro性が見えるなんて!)。逆に言うと、King Sunny Adeを聴いて、Bo Diddleyのアフリカの血の濃さを伺い知ることになったのでした。何か不可解でオドロオドロしいものだけど、人を惹き付けてやまないあの「感じ」。そしてそれを受け継いでいるボクもまたアフリカの影響下に、というよりも、アフリカから血を分けさせてもらった子孫と言えるかもしれない。東洋人ドン・マツオにAfro性……音楽の伝わり方は本当にすごいですね。(その初期のKing Sunny Adeの音楽はまるでBo DiddleyとJon Lee Hookerがアフリカ音楽をやっているかのように聴こえます。つまり、ボク好みだってコト!)

 Bo Diddleyが亡くなって何が残念かというと、もう二度とボクらは生で彼のプレイを見たり・聴いたり・感じたりすることができないということだ。これは思っているよりも大きな損失だと感じる。ボクの使命としては、自分のプレイを通してなるべくあの「感じ」に近いフィーリングを出していく事であろう。曾孫として、ガンバルゾ。

 さて、長らくブログを更新していなかったのは、コンピューター離れしているからでアリマス。なんか長くコンピューターの前にいれなくてネー。ズボンズはシッカリとレコーディング中です。次のアルバムは"FUNK album"になります。"Funky"ではなくて"Funk"です。完成は2年後。お楽しみに〜。

(あー、そうそうSnoozerの最新号も出たのではないかな?今回の対談はex-ミュート・ビートのこだま和文氏とです。読んでネ。)
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by dn_nd | 2008-06-19 22:59
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