ズボンズのリーダー,ドン・マツオの思考あれこれ。
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<   2009年 07月 ( 3 )   > この月の画像一覧

Like a player......
 吉祥寺GBにて、ライブ。Pitと二人でリハーサル。毎週やるという事は、毎回何かチャレンジやトライアルがあるという事。お客は凍ってはいなかったが、まだ遠い感じ。お互い、もっと近くて親密な空気が必要だろう。それはコチラのアイデアでどうにかなるかもしれない。考えるベシ。

 ズボンズは曲をそのまま演奏する事はない。これだけライブが頻繁だと、そんなのわざわざ言う必要もなく、ナチュラルにインプロヴィゼーションしている。同じに演奏すると怒られる。今日はムーストップくんが2回。判断の間違いでピットが1回。実はボクも次の曲を何にするかの判断が一瞬遅れ、曖昧なイントロを弾いてしまったのでペナルティ−1。今日のセットはほとんど演奏してない曲ばかりのニュー・セットだったにもかかわらず、判断を誤ったり、自動的にいつもと同じプレイをするとダメ出しである。でもそんなものだとみんな納得している。考えてみると不思議だ。

 大抵はどのバンドも自分達の作った曲を「演奏」しているに過ぎない。曲順も決まっているし、場合によってはMCが入るポイントや喋る事すら決まっているかもしれない。それは彼等の小さい世界の中で考えられたものだ。対お客だとか、色々な事を考えるであろう。それはサーヴィスだとも言える。ボクらはそんな事は考えない。ただひたすら外の世界に身をゆだねて、そこから何かを得ようと試みる。決まった時に決まった音やリズムがあるものだ。それを発見すると同時にポケットへスッと落としていく感じだ。腕の立つビリヤードのプレイヤーのように。

 他にもそんなバンドがいると良いのだけど。
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by dn_nd | 2009-07-29 01:27

6 time faster.......
 ハロー、ハロー、ズボンズは今晩リハ中ー。延々SCRのリズムを2時間。リズムのパターンは決まっているのだけど、それを生きたもののようにプレイするのは難しい。テンポが、ではなく切り込みのスピードなのである。自慢だけれど、ボクは元々速い。なんと言ってもカナダでのライブ評で「Black Lipsや他の欧米人のミュージシャンの動きの6倍程速い」と書かれるくらいだ。(6倍というのが良いデスネ)リズム隊は大変である。(ただでさえ日本人のキレは鈍い)スパスパ切っていこう。スパスパと。

 今日は昼から吉祥寺にて曼荼羅/ Star Pine's Cafeの藤崎氏と打ち合わせ。ボクがカナダツアーを経て、更に帰ってきて考えたアイデアを現実的に実行していく時である。動きそうにない物事を動かす為には仲間が必要で、ボクには東京に藤崎氏や西荻のテラさん、大阪Fandangoの加藤氏、京都nanoのモグラくんがいる。ボクのファイルを共有するのだ。残念だが、それ以前のありとあらゆる計画や考え方は無効となってしまった。さらば。ボクらは輝ける未来へと向かっていくのである。

 明日はまたGBにてライブ。この今の気持ちを代弁する何かをやらなければならない。お客はまたみんな凍ってしまうのだろうか?夏だからそれも良いかもしれない。

 でも夏だから、だぞ。
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by dn_nd | 2009-07-27 23:20

Changes(che-che-che.......)
 秋田でライブを終わらせ、そのまま高速をブッ飛ばして帰る車内でDavid Bowieを聴いていて、ボクらの音楽が良くあり続ける事ができるのは、こういった本当に良いものを自分に沁み込ませるように愛聴していたからなのだ、と感じた。ボクはBowieの最初の4枚のアルバムの隅々までそらで記憶しているし、それだけでなくもっともっと大量の"Good Music"が超巨大な脳のデータバンクに記憶されているハズで、それがステージでギターを弾く時に、ヴォーカルを取る時に、演奏に指示を出す時にランダムに現れる。アタリマエの事である。そしてボクは今、「今」の音楽を聴く。データベースは常に更新され続けてはいるもの、前のデータはどんな細部であっても消去される事はない。若いヤツら、真剣に深く音楽を分析してこなかったヤツらがボクらにかなう訳ないじゃないか。アタリマエの事である。

 今日は国分寺でPitとお茶をした。彼もズボンズに参加して1年になる。ボクはPitには最初から手加減無しで接してきた。「もっとやさしくしてあげたら」とヒトに言われた事もある。あまりにキツいので途中できっと音を上げるだろナと思ってもいたのだけど、予想に反して(喜ばしいことに)彼はついて来た。きっと、ものすごく大変だったに違いない。そして、ズボンズがギヤをトップに入れ始めた今年の春からの猛特訓、カナダツアー、東北含む国内ミニツアーを経て、彼がプレイヤーとして、人間としていかに頑張って成長してきたかを認めざるを得ない。特に、Pitにとって凱旋となった秋田で彼の両親と会い語らう機会があり、何故彼ががズボンズに入ってきたのか、入らねばならなかったのか、その運命的必然の細い糸が垣間見れたような気がする。(彼の親父さんはボクの考える「こうあるべき生き方をする人間」の一人である。そういう人は両手に余る程は知らない)そしてPitを育てる事でバンド自身もそのアティテュードをシッカリと確認/確立できたのではないだろうか。Pitも大きく変わった(服装まで)が、バンドにも相当な変化/深化があった。

 それまで築き上げてきたものをゼロに戻し、新たな人間と共に更に高く積み上げていくのには、ものすごい労力が、加入する方・受ける方共に必要になる。当然何をやってもシックリこない。サイズもカラーも匂いもまるで違うのだから。しかし双方が妥協無しに歩み寄る苦しい時期を乗り越えて獲得するものは、本当に何とも換え難い宝物のようなものだ。それは沢山の犠牲や苦しみと等価でしか手に入れる事は出来ない。それは何か?ハッキリ正直に言うと、喜びであり、未来への希望だ。

 そして今日。ボクはPitとほぼ同じ目線で話ができているように感じる。ボクらは同じ志しを持つミュージシャンであり、戦友である。何という大きな変化がこの1年の間に起こったのだろう、とPitは思っている。しかし彼に戸惑いや躊躇はない。彼はもう"one of them"ではない。他の誰でもない"one"Pitとして大きな歩みを自分の意思でスタートさせている。そしてボクらは未来への大きな希望と期待を持ち、それを語っている。それはボクらが自分達の力で手に入れるべきものだ。ボクらは幻想を信じない。徹底的にリアリストであろう。フーチャリストであろう。その思想はボクを興奮させる。帝国の明かりは砂となり、果てる。

 Welcome to Zoobombs。
 
 さて、みんなはいつまで下らないものに耳を貸し続けるつもりかね?いつまで帝国に安住するつもりなんだ。
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by dn_nd | 2009-07-27 00:14
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