ズボンズのリーダー,ドン・マツオの思考あれこれ。
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Changes Is Gonna Come??
 帰国して、やはり何とも言えない居心地の悪さがある。それは、常にどこか監視されているような・・・と書くと、ちょっと異常な人のように思われてしまうけど、日本にいると、何かに縛られてしまっているような感覚が常にあるように感じるのは確かだ。

 それはおそらく日本人全体が持っている「暗黙の了解」というか、「マインドセット」から来る規制感覚が、とても強いからなのだと思う。「こう考えるのが当然でしょう」とか「普通みんなこうするでしょう」という意識の持ち方のことである。日本人は常に空気を読み、周りを必要以上に意識していなければならない。国民すべてが無意識に形成してきた規制感覚の元、日本人は日々を送っている。これは、表層的な見え方こそ異なるけれど、どこかの国やジョージ・オーウェルの1984年みたいな支配者が作った監視体制の元で生きているのと同じようなストレスを、深い部分に与えていると思う。それはとてもとてもヘヴィなストレスだ。

 それにしてもなんとも日本人は我慢強い民族だろうか。このようなヘヴィな意識環境に晒されながらも、それを「アタリマエ」と受け入れ、経済を発展させてきたし、豊かな生活を送っている。(自由だとすら感じている。)環境に適応するのは生きていく上で必要な能力である。しかし、日本人の過剰な適応の仕方は、国自体の可能性すら小さく狭くしているように思える。「こんなことをすれば、あの人はこう思うかもしれない・・・」と行動を自己規制し続けることで、最終的にどうにもならない結果に行き着いてしまう危険がある。あらゆる改革が進まないのも当然じゃないか。

 まだ日本人しか存在しない世界であれば、それは立派な行動規範ラインとして働く可能性もあるかもしれないが、今や世界の広さ、多様性は周知の事実だ。その意識抜きで、先進国である日本が今の世界に存在する事は不可能だと思う。日本という独自な国の立場を、どう明確に世界に確立していく事ができるだろうか。大きな意識の改革を個人でこそ進めなければならない時だと、ボクはひしひしと感じる。

 変わろう。

 
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by dn_nd | 2010-07-15 11:02
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