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不安を深く吟味する。例えば「今やっている仕事が上手くいかなかったらどうしよう。」だとか、「今度の試験、大丈夫だろうか。」みたいな不安は心を闇の方に引っ張っていき、人間は小さく縮こまってしまう。不安はループし、頭の中をグルグル回りながら、脳の様々なファイルに収まっている「不安」という要素を一回転毎にどんどん開いて行き、巨大化する。
そのような時に、「一体、何がその不安の根源なのか。」と深く潜ってみると良い。客観的に考えてみると、仕事や試験に失敗したところで、殆どの場合人生が終わる訳でもないのである。そこから生じていた不安は自分のパーソナリティーから来る、何か別の「不安源」に繋がっている筈だ。単純に怒られるのが嫌だという事かもしれない。プライドの問題かもしれない。それでもよくよく考え続けてみると、仕事や試験が失敗に終わったとしても、人生は続いていて世界に終わりは来ない。 ただ現実に直面する事が怖いだけなのである。「不安源」を理解し、失敗の結果起こるであろう最悪の事態を想定し、そこでどのような行動を取れば良いのか、その時に自分らしくいられるのか、とを考えてみよう。そのように「失敗後のリハーサル」を重ねることで、不安を除去し、より将来の明るい側面に目を向ける事が出来るようになるであろう。 「不安」を避けてはならない。「不安」に陥らない場所にい続けているつもりでも、心の根っこから消え去ってしまうようなヤワなものではないのだ。「不安」は様々な付録をつけてファイリングされ、あるきっかけでそれは表面に浮上するものなのである。だから、「不安」を感じる度にそれを科学者のような冷静さで分解し、整理して再度ファイリングし直すしかない。そうすることによって、より対処が楽になっていく。結局、何も恐れるものはなかったのだ、とリラックスした気持ちで物事にあたることで、結果も良いものに出来るのではないか。「不安」は戦う相手ではない。より自分を理解するための、難しくて分厚い教科書のようなものだと考えてみたらどうだろうかと思う。
by dn_nd
| 2010-09-18 06:54
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