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ズボンズのリーダー,ドン・マツオの思考あれこれ。
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半ズボン君。
 長崎へ帰り、ライブをやって(今回はとても良く出来ました。とにかく足りないものを補うには人員を足して人海戦術でやるしかないです。ハハ。)、翌日からは親戚巡りである。今年は珍しく何度も長崎に足を運ぶことが出来て、20年振りくらいに親交が再開した親戚筋もある。そこではボクはまだ半ズボンの少年として記憶されていて、半ズボンの少年的な扱われ方をされる。でもボクとしても、なんとなく「一皮剥くと、中は半ズボンの少年」と云う気持ちでもあるので、あまり違和感もないように思う。(イケメンだが一皮剥ぐと中身は親戚のエロいおっさんと同じじゃないのか、と云う某芸能人の話を妹としていたのです、昨晩)

 そのいとこの息子はとっくに成人していて、長崎で新聞記者をしている。東京にも住んでいたこともあり、なかなかメイン/サブのカルチャーに造詣がある、となると今周りにいる付き合いの多いコ達と同じで、とても気が合うものである。実際の関係は、叔父さんと云うことになるのかな?それでも「一皮剥けば半ズボン」人間は、年齢に関係なく同じような疑問やオブセッションや不安感を抱えているので、似たようなものだ。(留年組とも言える)

 しかしこれは音楽をやっているからナイーブなのだ、とかそういうものではなく、ミュージシャンであっても「半ズボン」を失くしてしまっている人間は山ほどいるし、そもそも「半ズボン」を持ったままで生きやすい社会とは、とても言えないから、おそらくどこかの時点で半ズボンから大人ズボンに(もしくはヒートテックに)履き替えるものなのだろう。(世間は、特に半ズボンに対して親切心も同情心も、持っていない)そのポイントを逃してしまったボクなんかは、もはやどこで半ズボンを脱いでいいのかも分からないし、半ズボン以外のものを穿くことを考えることが出来ないのではないかと思う。(実際に小学生の頃は毎日半ズボンで、中学生になって制服で長ズボンを穿かなければならなくなるのがすごく嫌だった記憶がある。確か中学生になっても、夏休みが終わるまでは休みの日は半ズボンを穿いていたのではなかったか・・・)

 人間一皮剥くと、と云うことを考えるのは、とても大事なように思う。考えてみると、その人の本質は、外見や立場や仕事などやっていることで大きく違う印象を与えているからだ。(一皮剥くとエロい親戚の叔父さん、と云うのの他に、どのようなサンプルがあるのだろう)やはり何と言っても、大事なのは一皮剥いたその姿でありますぞ、諸君。(なんだか取りとめがないけれど、今日はこれにてオシマイ!!)
by dn_nd | 2011-11-25 10:29
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