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ズボンズのリーダー,ドン・マツオの思考あれこれ。
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OZ Tour2012 #5「あやしげなパーティー。」
 オフである。特に何も起こらない。ランチにヴェトナム人街にてフォーを食べ、夜はメキシカン&ジャパニーズ・フードパーティーであった。ボクは牛丼とムー氏発案・味付けの茄子味噌ピーナッツ炒めを、マッタちゃんがコロッケとインスタント豆腐を作った。おいしく出来て、とても食べ切れないだろうという量だったけれど、すぐに無くなってしまった。オーストラリアはワインもビールもとてもおいしい。先日のSt. Kildaのハイソなクラブでは気を使ってか「おいしいビールを持ってきてくれ」と伝えるとアサヒ・スーパードライを持ってきてくれて、かえってがっかりしてしまったくらいである(こちらでは当然Japanese Beerの方が値段がずっと高い)。ビールが1ダース、ワインが3本、(何故か)マッコリを2本飲んでしまうと、すっかり11人の酔っぱらいが完成してしまい、Mesa CosaのCrazy Sax担当、Roy(彼は日本のノイズシーンにとても詳しい。ボクらがボアダムズと97年にやったというと、「それはヤマモトがまだいた最盛期のメンバーの頃だね」と興味深そうに言っていた)が持ってきていたポケット「イングリッシュ〜ジャパニーズ」辞書・会話編を取り出して、変な日本語大会となる。ああいう辞書は、ほとんどコミックのようなものである。センテンスは段々とヒワイな方へ進んでいき、それをPabloが情感タップリに読み上げるので、笑いが止まらなくなってしまった(ついでに、ニンニクを調理した手で涙を拭ってしまい、更に大泣きになった)幾人かはバックヤードへあやしげな煙を立てに行き、酒の酔い以上のものになって、バラバラとお開きに。パーティーの中での唯一の真剣な話題は、ズボンズは今回のショウの話題がホットな内の8ヶ月後くらいにはまた戻って来た方が良いということである。そうなると、The Sweet Passion Tourも1年の長さになってしまうのだけども。

 ともかく、明日は「ただの」ドライブ。ズボンズ・メンバーは「こんな楽で良いのかしら?」と言っている。実に。修学旅行のようなものである。ボクらは11人乗りのワゴンに乗って、野生のカンガルーを横目で見ながらNSW州へと向かう。きっと昨晩のパーティーと同じようなことが繰り広げられることだろう。はは。
by dn_nd | 2012-08-21 08:15
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