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Canadian Music Week、トロントでの初日。
とても豪華とは言えないホテルのベッドに入ったのは午前5時頃だったか。数時間後には目が覚めて、皆で揃ってCanadian Music Week(CMW)の受付へとシェラトン・ホテルへ向かう(こちらはとても豪華なホテル)。ツアーをやっていたので考えもしていなかったのだが、CMWは3週間に渡る大きなイヴェントで、The Jesus and Mary Chain(Psychochandy liveをやるとか)やNoel Gallagerなんかがやったりするそうだ。ズボンズは懐かしのEl'Mocambo clubからほど近いSilver Dollarにて二日間のヘッドライナーショウである。シェラトンにて我々のボス、Dan Burkeと待ち合わせる。彼は3年前に来た時にはまだ紙ポスターを街に貼りまくったりしてプロモーションしていたが、今ではスマートフォンまで持っていて(当たり前だが、彼にとっては当たり前ではない。そういう人なのである) 、SNSを使ってプロモーションするのだと噴水の前でピンボケの写真を撮ったりしていた。OK、DON次はサウンドチェックの時にまた写真撮ろう。我々はチャイナタウンへ昼食に。 Silver Dollarはすっかり馴染みのハコである。サウンドマンのVladもセキュリティーのスタッフも顔馴染みで「やぁやぁズボンズ、よく帰ってきたな」という調子で嬉しいものだけれど、一方では前よりも良くなっていることを示し「やはりズボンズは凄いな」という印象を残したいという点で、ハードルは高い。そんなこちらの気合いが強すぎて(というかボクだけか)、アンプの場所決めに時間を食ってしまった。ひとまず退散。 「あの伝説の(Legendary)Zoobombsとやれて、とてもエキサイトしている」などと前のバンドがMCで言っていたので、「伝説のバンドにお帰り」とブッカビリーに声をかける。マッチは23歳にて伝説入りか。うむ。 実はこれまでずっとアルコールが入った状態でライブをやっていたのだが、今晩から止めることにした。無い方が良い気がしたからである。久しぶりに(おそらく3~4年振りか)に素面でステージに上がるので、若干ナーヴァスになってしたのだが、このツアーを経て理解したことは、「ズボンズ」という乗り物をしっかりとハンドリングするには、とことん音楽に入り込む一方で、冷静で正確な判断が必要なのだということである。そのためには、身体を良い状態に保っていなければならず、アルコールはその弊害になっていて、一時的な緊張の緩和を求めるか、長い目で見た身体の調子の保持を取るかというところで、これまでは楽な方向に傾いていたことは否めない(人は、弱い)。しかしもう終わりである。「ズボンズ」が俄然調子を取り戻して来た今、どちらを選択するかというのは選択ですらない、実際は。ボクに必要なのはアルコールを入れて楽しい気分になることではなくストレッチである。エイッ、エイッ。 トロント初日はアヴェレージといったところか。満員の会場は大いに盛り上がっていたし、多くの人が「今回のラインアップが今までで一番良い」とか言ってくれていたが、今のところは「全て出しました」という程度のレベルである。本当に良い時には全て出した上で。「更に奥の引き出し」に隠れているものまで表に引っぱり出すことになる。OK、今晩はこれで良し。明日はもう一レベル上を目指そう。ということで就寝は午前3時半。寝る前もアルコール抜き。
by dn_nd
| 2015-05-06 19:06
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